top of page
  • 執筆者の写真: 渡邊 優
    渡邊 優
  • 13 分前
  • 読了時間: 2分

挫折と書いて、成功と読め。

今年松下政経塾の見学会に行った際、政経塾の部長さんが仰っていた言葉です。もちろんこの言葉は、松下幸之助先生のお言葉です。それだけ、挫折や失敗からは学ことが多いとのことでした。


私も今年は多くの挫折をしました。

自分のプライドが折れ、それこそ心を砕き、自分の愚かさや慢心、傲慢さ、それらを目の当たりにして、自分が嫌になったことは何度もあり、それでもその自分を認めることで、本気で自分を変えようと思えたのです。私の場合の挫折は、現実の自分を知ることから始まりました。パターンで生きていた自分、そのパターン一つ一つと向き合い(今もそれは続いています)自分という人間を知っていく。そうすることで、初めて自分への理解が生まれました。それはいい悪いではない、自分がどういう人間かという現実への理解でした。そして私という人間は、そこからしか出発できないという事実でもありました。


挫折と書いて成功と読め。

私はまだその域に達していませんが、少なくとも、挫折のお陰でやっとまともになれてきたと思います。それだけ挫折には、人間の色んな部分を浮き彫りにさせ、反省させたり、改心させる力があるのだと思います。ということは挫折とは、歓迎されるものだと思いました。今となっては私の宝です。そう言えるようになるまでには時間はかかりましたが。


今振り返ると、あの挫折がなければ、私は自分を知ろうともしなかったと思います。

そう思うと「挫折」とは、人間にとっての成功(魂の進歩)への道標のように思いました。

 
 
 

最新記事

すべて表示
頑固

頑なに固いと書いて、頑固。 先日の忘年会で、この人頑固だな〜と思った瞬間がありました。頑固で不快だと・・ そしてそのパターンをよく見ていくと、頑固はダメだ、というものです。 そしてこのパターンのなぜならばを聞いていくと、自分の話を聞かない、受け入れない、拒否するからだというものです。相手の頑固に問題があると思っていたのに、なんと自分の問題だったのです。むしろ自分の頑固さが分かった瞬間でした。 相手

 
 
 
ぐぬぬぬぬ〜〜〜

2〜3日前の出来事。 とっても細い道で前から大きなワンボックスがきました。すれ違うにはなかなか厳しい道幅です。そしてこちらは後ろにも車がいて2台、当然相手がバックをするか、横の駐車場に車の頭を入れて道を譲るものと思っていたら、全く譲る様子が見当たらない!そしてバックミラーを見ると、後ろの車はバックしているではないか!おいおいバックするな!俺まで下がらないけんくなるだろ!(心の声) しかしよく見ると

 
 
 
綺麗な人

先日両親と一緒に旅行に行った際のことです。 旅館の部屋で耳の聞こえない母が、このテレビを字幕を出るようにして欲しいと言われ、リモコンを弄りながら設定を探すのですが、私にはやり方がわからなかったのです。 そこでフロントに連絡してやり方を伺ったところ、すぐに一人の女性が来て対応してくれました。 その方は恐らく20代前半だと思うのですが、その対応と心添えがとても美しかったのです。 その美しさは見た目や所

 
 
 

コメント


​人成道

〒253-0033 神奈川県茅ヶ崎市汐見台

©2019 by 人成道. Proudly created with Wix.com

bottom of page