top of page
  • 執筆者の写真: 渡邊 優
    渡邊 優
  • 2024年8月1日
  • 読了時間: 2分

昨日は劇団四季の、ジーザス・クライスト=スーパースター茅ヶ崎公演を観てきました。

劇団四季を観るのは初めてでしたが、演者の放つ力強さや迫力に圧倒され、あっという間に引き込まれました。本当に素晴らしいミュージカルで見応え抜群なのですが、終わった後、妙に考えさせられました。


イエスの伝えたいこと、真理はなかなか誰にも理解されず、仲間にも裏切られ、最後は一人で死んで行きます。2000年前からずっと人々の持つ不安や恐怖は変わらず、現代に引き継がれています。物質だけは豊かになりましたが、相変わらず心は寂しく、不安でいっぱいです。きっと不安を紛らわすための物質的な豊かさなのでしょうが、そこでは幸せになれないのだと思いました。

だからイエスは「思い煩うな」と言っていたのだと思います。


「お前は神の子と自分で言っておられるようだが、今もそれは変わらないか」

大司教の不安と恐れに触れ、それが怒りに変わる場面です。イエスは最後までそうだと貫き通しました。私が学んでいることもこの哲学に繋がる部分が多分にあり、そう聞かれたら、はい、と答えると思います。学び続けて知ってしまった、体験してしまった以上、戻れませんし戻りたいとも思いません。

精神性という階段を登るにつれ、どんどん孤独になっていきますが、それでもやっていきたい、というのが私の内からの熱い想いです。


これはもう一度観て、もっと深く考えたいし感じたい、そんな想いに馳せるミュージカルでした。

 
 
 

最新記事

すべて表示
あるな、と思ったこと。

昨日は先生との個人セッションでした。 そこで他人と比較するパターンについての話がありました。なぜ人は他人を気にするのか、それは他人と自分を比べて優劣をつけて勝ちたい、このパターンはそういうものだと。 家に帰った後このパターンのことを考えていました。自分にも あるな と。 私が以前グループに出ていた際、その時はずっと心の中で人と比べていたのを覚えています。自分は上か下か、勝っているか負けているか、そ

 
 
 
目の前のことを

最近の自分のパターンの反応を見ていると、理想を求めることが多いなと実感します。 理想の兄を求め、理想の他人を求め、他にも理想の両親を求めるパターンもあれば、理想の自分を求めるパターンもあります。 あらゆることに理想を求め、それは尽きることがありません。理想を求めることは一見、やる気や目標を持つといった良いことに思われがちがちですが、パターンの理想は叶わぬ理想、妄想です。蜃気楼を追い求め、それが叶わ

 
 
 
甘え

自分は沢山の人に甘えてきたな〜、と振り返っていました。両親や祖父母や兄は勿論のこと、沢山の周りの大人にです。そしてそれは大人になってもパターンとして続き、先生や彼女や友人、そして甘えさせてくれない時には相手に腹が立ち、相手に問題があると思っていました。何ともパターンらしいです。 甘えが強い自分だから甘えについてはよくわかります。それは、他人に甘える人というのは、自分にも甘いし、他人にも甘いです。だ

 
 
 

コメント


​人成道

〒253-0033 神奈川県茅ヶ崎市汐見台

©2019 by 人成道. Proudly created with Wix.com

bottom of page