- 渡邊 優

- 13 分前
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先日両親と一緒に旅行に行った際のことです。
旅館の部屋で耳の聞こえない母が、このテレビを字幕を出るようにして欲しいと言われ、リモコンを弄りながら設定を探すのですが、私にはやり方がわからなかったのです。
そこでフロントに連絡してやり方を伺ったところ、すぐに一人の女性が来て対応してくれました。
その方は恐らく20代前半だと思うのですが、その対応と心添えがとても美しかったのです。
その美しさは見た目や所作ではない、心の美しさだと思いました。
役割や仕事という枠を超えた何か、その人本来の心の美しさを感じたのです。
その心で対応する、そこに本来の仕事を見た気がしました。
沢山稼いでいるとか、役職が偉いとか、どちらが上とか関係のない、本当の人の美しさを垣間見た気がしたのです。ほんの数分の出来事でしたが、本当にいい体験をしました。
そしてこの体験の前に実は、車で移動している際に父が「あいつ今凄い稼いでいるらしいぞ〜」などの話をしていて、私のパターンが反応していたのです。それは「稼いでいる人には価値がある」というパターンです。
その後にこのような心の美しさを垣間見たので、本当の価値とはここにあるんだなと、非常に印象に残った出来事でした。
どうありたいか。
美しい心でありたい、そう思うのです。

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