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  • 執筆者の写真: 渡邊 優
    渡邊 優
  • 8月24日
  • 読了時間: 2分

今日これを書くには大分勇気がいります。なぜなら、これを見ている方にもそういう身内がいるかもしれないからです。正直なところ、私の親戚にもいます。ですが誤解を恐れずにパターンである理解を深めるためにも、書こうと思います。それは私の中にある差別をするパターンについてです。


それは昨日、高円寺へ阿波踊りを見に行った際のことです。

一糸乱れぬ沢山の踊り子がいる中で、その一行だけはみんながバラバラに踊っていました。よく見ると知的障害者の集団でした。大体50人くらいは居たであろう集団です。その方達がバラバラで阿波踊りを踊り、その一行が過ぎ去る際に、私の胸の奥に「ウッ」となるものがあったのです。締め付けられるような、突き刺すような「ウッ」となるものです。私は瞬時に、あっ、これは差別をするパターンだなと思いました。あまりの人だったので一時間ほどでその場を後にしたのですが、帰りの電車の中で一人考えていました。何のパターンなのであろう?とです。


それは、障がい者は怖いというものでした。

パターンはその方達に対して、何をするかわからないし何を考えているかもわからない、突然キレるかもしれないし突然大声で怒鳴るかもしれない、リミッターの外れた力を自分に向けられたら対処できないからというものでした。そうか、そうやって差別をするパターンが自分にはあるのだと初めて自覚しました。私は今までこういうことは思ってはいけないし、思っても決して口に出してはいけないと思っていました。これもパターンです。


そして自分はどうありたいのかと自分に問うた時、差別のない自分でありたいと思いました。

であるならばやることは一つです。一連のワークを通して、白パターンを選ぶというものです。

自分はどうありたいのか、それがあれば自分を推し進める原動力になります。

今回は自分のパターンを見つけられたのと同時に、自分はどう在りたいのかと問うことの大切さがよくわかる機会となりました。


人種、見た目、世の中には様々な差別がありますが、まずは自分の中の差別を無くそうと思います。

 
 
 

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