- 渡邊 優

- 8月28日
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昨日は釣りの先輩に誘われて、久しぶりに横須賀の仕立て船7人で太刀魚釣りに行ってきました。仲間内だけで貸し切った船なので、大人の遠足のような雰囲気でした。ジュースを沢山持ってきて配る者、梨を大量に剥いて持ってきた方などが各々に分け、それは楽しいひと時でした。
そして釣りをしながら思ったのは、今から10年以上前、先輩と毎週あらゆるところに釣りに行っていました。沢山釣るぞ!とムキになって色んな釣りに出かけたのです。そして今こうして釣りをしていて思うのは、以前のような熱い思いも、こだわりもない自分に気づきました。あ〜、もう以前とは違うんだな、どうしても釣りに行きたい、釣りたい、そんなこだわりはなく、年に1回か2回、こうしてたまに集まって釣りができればいいという、それほど釣りに対しての面白さも執着もなくなっていたのです。
そして今と昔の違いを考えていました。
沢山釣って自慢したい、凄いと思われたい、船宿のホームページで今日の竿頭として紹介されたい、紹介されて優越感を味わいたい、そんなパターンの思いが薄れているのに気がついたのです。当時はきっと「凄いと思われたい、上になりたい」というパターンで釣りに行ってたのだと思います。大物を釣ったり、沢山釣ることを凄くて上だと思っていたのです。
そして今の心境はどうだろう、釣れても釣れなくても、皆んなが楽しくやれればいいよね。そんな気持ちで大海原に釣り糸を垂らしていました。実に平和なひと時だったのです。
そんな自分の変化に嬉しく思いました。そして更に10年後、自分はどんな変化を遂げているのだろう、きっとそれは、行ってみないと分からない世界なのだと思います。

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