top of page
  • 執筆者の写真: 渡邊 優
    渡邊 優
  • 2019年9月17日
  • 読了時間: 3分

「心」 著 稲盛和夫を読みました。

このお方は(株)京セラの創業社長ありながら同社を一部上場まで育て上げ、その後KDDI、門外漢でありながらJALの経営再建を企業再生支援機構の要請により会長職の任を受け、わずか三年で再上場まで果たすというものすごい経営歴の持ち主です。

まずこのお方の本なのですが、非常に面白いです。

2日で読了してしまいました。

何が面白いかというと、私たちが日々語りかけや白黒ワークで選び変えている心の在りようを、仕事という日々の実践の場に置き換え、ご自身が実践してきた経験を生の声で伝えているからです。

それは小手先や技法ではなく、心持ちや向き合い方、気概として表れており、その生きる姿勢は大変参考になりものばかりです。

著者は言います。

「一滴の水ではびくともしない大きな岩であっても、果てしなく続けることで、やがては穴をもあけることができる」

「これからの判断基準は会社にとって正しいかどうかではなく、私にとって正しいかどうかではなく、人間として正しいかどうかだ。人間としての正しさとは『正直であれ』『人をだますな』『思いやりを大切に』といったきわめて単純な道徳あるいは論理です。」

どの言葉も勇気や力をもらえるものばかりであり、考えさせられる言葉です。


さらに著者は、宇宙と個人の在り方についても言及しています。

「宇宙の大原則は成長発展にあります。宇宙には一瞬たりとも停滞することなく、すべてのものを進化発展させてやまないエネルギーが満ち満ちている。そして宇宙にはもう1つ大きな働きがあって、それは『調和を保つというもの』です。なぜなら、単に成長発展するばかりでは、巨大になりすぎるものが出てきて、全体のバランスが取れなくなってしまうからです。あまりに拡大しすぎたものは、調和を保つという働きに沿って、崩壊の方向へと導かれる。それもまた宇宙の厳然たる法則なのです。

拡大と成長の末に訪れる破滅ーーそれを回避するためには、成長を重ねるにしたがって、〔調和〕することが大切になってくるのです。そのために必要なのが〔やさしい、思いやりの心〕すなわち、利他の精神なのです。

それを根っことして謙虚さを忘れず、調和することを忘れずに成長を続けるならば、必ず宇宙が応援してくれ、成功と発展を続けることができるのです。」

グッときました。真理は常に自分の中にある。そう言われてる気がします。

謙虚さ、調和することを忘れずに、今日も生きていこうと自身で反芻するのでした。


一度この方の下で働いてみたかった。そう思わせるお人柄、強さと優しさが溢れる内容の本でした。

もう少しこの方の世界に触れていたいと思い、同著者のベストセラー「生き方」を頼みました。

届くのが楽しみです。






 
 
 

最新記事

すべて表示
分かっていなかった

自分のパターンを見ていて気づいたことがあります。 それは私の「言われたくない」というパターンは、「あれこれ言われない自分」だと信じているということ。また「負けたくない」というパターンは自分は勝てると思っているし、自分の方が上だとも思っている。そんなパターンの裏側というか本音に気づいたのです。 その瞬間私は、たまらなく恥ずかしくなりました。まるで今まで見ないようにしてきた自分の姿を、突然鏡を突きつけ

 
 
 
パターンを嫌うパターン

昨日は先生との個人セッションでした。 内面的な話がほとんどなのですが、その中で私が最近悶々としていたパターンを教えて頂きました。それが、「パターンを嫌うパターン」です。 以前にも、パターンはダメでいけないものだ、に語りかけていましたが、今回思ったのは、語りかけたからそれでパターンがなくなるわけではないということでした。 パターンはいつでもどこでも反応します。 反応しなくなるわけではないのだと思いま

 
 
 
今の自分ではダメだ・・

「今の自分ではダメだ」というパターン、茅ヶ崎クラスに出た後反応しているパターンです。 このパターンは、現実の自分を直視した瞬間や、誰かと比べた瞬間に現れます。 多くの場合、それは「もっと頑張ろう」「まだ足りない」という向上心に見せかけたり、「謙虚さ」に見せかけたりしていかにも前向きな顔で現れます。きっとパターンは、私を優劣という物差しの中に閉じ込めておきたいのかもしれません。 そして真反対の白パタ

 
 
 

1件のコメント


erunmasako
2019年9月17日

興味深い本ですね。私も読んでみたくなりました。

いいね!

​人成道

〒253-0033 神奈川県茅ヶ崎市汐見台

©2019 by 人成道. Proudly created with Wix.com

bottom of page