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  • 執筆者の写真: 渡邊 優
    渡邊 優
  • 6 時間前
  • 読了時間: 2分

先日ピアノのレッスンの際、今自分は他人と比較しているな、と気づく場面がありました。

先生は他人のレッスンも勉強になるからよかったら見ていきなさいといつも勧め、私は毎回人のレッスンを鑑賞します。その際に、この場面は自分の方ができるな、ここは自分の方が上手いななどと、他人のレッスンを見ながら自分と比較をし、優劣をつけているパターンがいました。


面白いもので気づくとそのパターンはふと静かになります。そして意識がパターンから自分に戻った後、今この場での白パターンを考えました。比較から降りて今この場での自分の学びは何かと考えたのです。そんな他人のレッスンを見ていて気づいたのが、先生が教える技術であったり、抑揚のつけ方や音の出し方、譜読みから歌いながら弾くまで、それがまるで音楽の授業のようだと思ったのです。この音楽の授業をしっかり学ぶのが、今の白パターンだと思いました。


パターンでいる時私は、目線や視野が非常に狭い世界にいたことに気づかされました。

それは自分中心に他者と比べて判断し、勝手に優劣をつけてパターンの世界だけて生きていたのです。

しかしパターンから降りて違う視点に立った際、そこには音楽の授業というもっと大きな世界がありました。音楽のことに触れ学び、感じる世界です。


パターンか「私」かで、見える世界が全く違うことに驚かされました。

意識が変わるだけで、生きる世界や楽しみ方が全く変わるのです。


今の自分にとって何が一番いいのかを、選んでいいのだと体験で学んだ瞬間でした。

こうした瞬間が一番面白いです。

 
 
 

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