- 渡邊 優

- 8月14日
- 読了時間: 2分
最近読んだ本で「となりの小さいおじさん」著:瀬知洋司 さんの本がとても面白かったので、その一節を紹介します。
小人のような小さいおじさんを、この著者は中学生の頃から見ていました。
その小さなおじさんは、人間についての生き方や人の在り方についての教訓や世の仕組みを、都度この著者に教えています。そして最近はやりの「親ガチャ」についてこう尋ねました。
著者 「精神世界の専門家の中には、人間は親を選んで生まれているって主張する人がわりといるんだけど、それほんとうなのかな?」
小さいおじさん 「知ってどうする、知ってお前の人生が変わるのか?」
著者 「いや、変わりはしないな、ただ知りたいだけ」
小さいおじさん 「知ってそいつの人生が劇的に良くなるなら教える。でもお前らはそうじゃない。いまうまくいっていないと感じてるから、どこかにその責任を探そうとしているだけじゃないのか」
ドキッときました。私にも経験があります。誰かのせいにして安心したい、そんなパターンが自分にもあることにです。誰かのせいにして現実が好転するのか?好転しません。自分次第です。自分はどうありたいのか、どうしたいのかで、目の前の人生が動くのです。とても当たり前で当然のことを、ストレートにこのおじさんは教えてくれます。
喋り言葉なのでとても読みやすく、すんなり入ってくる小さいおじさんの教えはとても面白かったです。今年の夏は暑いので、今日もどこかに逃げて読書します。

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