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  • 執筆者の写真: 渡邊 優
    渡邊 優
  • 2月28日
  • 読了時間: 2分

己を知る、身の程を弁える。

このことが大事なのだと最近つくづく思います。


私のプライドというパターンはこれを知らなかったので、現実の自分と、プライドが思っている自分との間で苦しんでいました。またプライドというパターンは現実の自分を突きつけられるのも苦手です。なぜなら、それは受け入れたくないから。やもするとそれは、自分の汚い部分であったり、嫌な部分です。その嫌な部分を避けては通れないのです。それが、現実の自分というものです。それを認めるからこそ、謙虚にもなれるのだと思います。


自分が見えていない時、私は傲慢でした。

自分は正しくて、周りが間違っていると信じていましたし、自分のことを人よりも上だとも思っていました。自分を咎める人間は嫌いでしたし、プライドを傷つけられるのも許せませんでした。それだけ傲慢で、しかもプライドというパターンの限定された狭い世界で生きていたのです。傲慢ですから当然他人にも不快な思いをさせましたし、トラブルにもなりました。

己を知らないで生きるというのは、このように可能性が限られてしまうのです。そして決して幸せな人生ともいえません。それは、自分の可能性や在り方を自ら放棄してしまうのと同じです。


パターンの求める幸せは、お金や他人からの賞賛や優越感など、自分を満たしてくれるものです。

しかし本来の幸せとは、きっと、ただ自分でいるだけで幸せというものです。

それは、自分を許し切ることなのだと思いました。


そのためには、己を知り身の程を弁えることが大切だと思います。


 
 
 

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