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  • 執筆者の写真渡邊 優

昨日はバレエススタジオのレッスン日でした。

私の先生はまだお若いながらも、一つのことを極めてきたというバックボーンが見えます。


この一つのことを極めるというものに、以前読んだ本でこんなことが書かれていました。

「超一流になるには才能か努力か?」 著 アンダース・エリクソン

著者は何千人という超一流の人を対象にあらゆるデータを取っていました。

その中でも目を引いたのが、能力別にクラス分けされている音大生を調べたときのものです。

一番優秀なクラスと二番目に優秀なクラスと、一番下のクラスまで順に調べ、

そこで分かったことは、優秀なクラスになるほど比例して練習時間が多くなる、というものでした。

そしてこの著者は、あらゆる分野の超一流の人を調べ、ある一定の法則を見つけるのです。

それが、「一万時間の法則」

超一流と言われている人たちに共通して言えるのが、今まで生きてきた中で一万時間をその分野の練習に捧げるというものでした。

外から見ているとあたかも才能に恵まれているように見える人にも、そのようなバックボーンがあるという現実を突き付けられた瞬間でもあります。

これは今の私の良い教訓にもなっています。


バレエの話に戻りますが、一つのことを極めてきた先生のそれは、強く強靭で、美しく覇気があり、向き合うことに対する本気の姿勢は私に多大なる影響を与えます。

この本気になるという在り方は、帰りの道で、覚悟や決意、内なる力や静寂を携えさせるのです。

気持ちのいいレッスンでした。



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