top of page
  • 執筆者の写真渡邊 優

一匹狼。

その在り方をまざまざと見せてくれたのは他でもなく、バレエの先生でした。

私のクラスの先生は、普段はプロのダンサーとして活躍しており、全国のツアーに参加しながらその合間に私たちにバレエを教え、自身も練習するという生活をしています。

そんな先生同士が馴れ合ったり、依存している姿は見たことがありません。

もちろん信頼関係があると思われる会話は聞こてきますが、自分のことを淡々とやるその姿は、圧倒的なプロの世界。プロ意識とは一切パターンの入る隙がなく、自分のことを淡々とやり、結果を出していく。そんなことの様に思いました。


そんな先生の姿は生き方に通じていて、自分の人生だけは自分で創るしかない、この努力だけは誰かに手伝ってもらう訳にはいかない。

いや、手伝ってもらうことができない。代わりにやってもらうこともできない。

そんな当然のことを、パターンの入る隙なくやっている姿は平然としていて、当たり前の様にも見えます。


これがプロか・・・と感動しました。

そして生徒たちに教えるときはそのレベルまで降りてくる。

圧倒的にレベルの低いところまで降りてきて教える。

それができるのもまたプロなのだと、まざまざと教えられた気がします。

この様な新たな在り方を毎々教えられ、考えさせられ、良い経験をさせてもらえるのもまたバレエなんだなと。


奥が深いな、バレエ。



最新記事

すべて表示

罪悪感

今朝方、もう随分昔のことを思い出しました。 まだ子供の頃、お母さんが怒っている時、お母さんが怒っているのは自分のせいだと思っていたことや、お前がああ言ったからだ、お前のせいだと父親から怒られていた頃のことをです。 それから大人になり、誰かが怒ると、それは自分のせいだと思い、...

誠実さ

自分に対して誠実でありたい。 それは自分のパターンに対して、誠実でありたいと言うものです。 黒パターンに対しての誠実さは、黒パターンの言い分や思いをちゃんと聞き、しっかりと向き合い、受け入れるというものです。 自分に嘘をつくのでも、見て見ぬふりするのでも、臭いものに蓋をすの...

それでいいのか、自分

あの人からあんなこと言われた、悔しかった、腹が立った、そのような語りかけをして一時パターンは落ち着いて、何事もなかったように元にの鞘に戻れますが、それでいいのか、自分。と、よく考えます。 あんなこと言われたくなかった。の真反対の白パターンは、何を言われてもいいです。それは、...

Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page