top of page
  • 執筆者の写真: 渡邊 優
    渡邊 優
  • 2021年9月17日
  • 読了時間: 2分

自分を見るというと昔は、自分の性格(占いに書いてあるような)とか、これを持っている、こんな特徴がある、どちらかというと、周りのものだったと思います。


また求めているものも、車だったり、お金だったり、綺麗なお姉さんだったり、知識だったりして、それは他人を説得できたり、他人から羨望を得たり、他人に勝てるものを求めていました。

それを持っている自分。それが自分だと思っていたんです。


しかし、本質的な自分を見るというのは、なぜそれを欲しがっているのか?

そこに、自分を知るということがあります。本当は自信が欲しかった、コンプレックスを隠したかった、負けたくなかった、勝ちたかった、モテたかった、そういった隠しておきたかった自分です。


そうやって自分を見ていくと時に自分が情けなくなる時がありました。

今までは何かを持っていて自信に繋がる、凄い、と思っていた世界から、本当は自信がなかったんだ。と自分の弱さを知ってしまったからです。本当は弱さやちっぽけな自分を隠したかったのであり、自分を大きく見せたかったという弱さから獲得していたものだったのです。


そういったことが、自分を見る。ということだったのです。

そこには現実の自分を知り、正しく自分を理解するという現実的な視線があります。

その視線は決してダメだしなのではなく、もう自分を大きくする必要はない、そのままの自分でいいというものです。


そう思うと、情けないと思う気持ちから、もう許そうという受け入れた思いに変わっていきます。

自分への眼差しって、そうやって変わっていくものなのだと思いました。

 
 
 

最新記事

すべて表示
魂を込めて

立派な人たちの話を聞いたり読んだりしていると、偉業を遂げた人達ほど、日々の当たり前のことに魂を込めてやっているように思います。掃除からトレーニングまで、あらゆる今、やることに真剣に向き合っている、そんな姿勢が伺えます。 私も朝の祈りから、あらゆるワーク、自分を見る姿勢、ピアノ、筋トレ、読書など、その一つ一つをただやるのではなく、丁寧に、真剣に魂を込めてやっていこうと思いました。 今日はこれから家族

 
 
 
自分を知る方法

自分を知る方法は二つあると思います。その一つが、感情が出た時などに自分のパターンから自分を見るというもの、そしてもう一つが、他者との比較において、自分を知るというものです。 世の中には自分よりすごい人は伍万といて、そんなすごい人を知った時、あ〜自分はまだまだだと実感するのです。そこではパターンの出る余地がないほどの差を感じ、自分は何もわかっていなかったと実感するとともに、自分も頑張ろうと思えるので

 
 
 
理想の兄

先日、兄と両親が口論となり、それを見ていた私は盛大にパターンに引っかったのです。 何とも言えない不快感、そして少しの腹立たしさと共にある虚しさと寂しさ、そんな思いが湧き上がりました。 理想の兄じゃなきゃ嫌だというパターンです。 私が子供の頃に見ていた兄は、優しくて穏やかで、包容力があって、何でも受け入れてくれる器の大きな理想の兄でした。その理想の兄とそのとき見た兄はまるで別人で、どうしても受け入れ

 
 
 

コメント


この投稿へのコメントは利用できなくなりました。詳細はサイト所有者にお問い合わせください。

​人成道

〒253-0033 神奈川県茅ヶ崎市汐見台

©2019 by 人成道. Proudly created with Wix.com

bottom of page