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  • 執筆者の写真渡邊 優

私は以前、この日記を書くのが嫌でした。

自分の内面を皆んなに知られるのが、そしてジャッジされるのが、裁かれるのが、軽蔑されるのが、見下されるのが、そして傷つくのが嫌でした。でもその反面、良く思われたいというのもあり、カウンセラーっぽい日記を書きたい、誰よりも素晴らしい日記を書きたい、しかしそうなれない自分が嫌で、日記を書くのが嫌でした。


そしてよくよく考えてみると、自分自身が一番自分のパターンをジャッジしていたんです。

立派になれない自分を嫌い、そしてネガティブと言われる黒パターンを裁いていたんです。自分で自分を裁き、傷つけていたんですね。

そこから、ジャッジされたくない、あれこれ言われたくない、傷つきたくない、理想の自分じゃなきゃ嫌だ、などの自分のパターンと向き合い始めました。そうすると自分の日記の意味付けが変わってきました。日記というものが、自分を見る機会に変わり、パターンに気付けるもの、自分のいる位置を知るもの、日々の思考の整理、成長の糧、熟考の機会、自分のために書くもの、そういった意味付けに変わり、今に至っています。


学生の頃は国語が1で、作文や読書が大大大嫌いでした。そんな私でも、こうして日記を続けていられます。とても人様に見せられるような日記だとは思えませんが、継続は力なり、という言葉は本当だったんだと思います。

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