top of page
  • 執筆者の写真渡邊 優

自分を待つ。

自分の成長を待ってあげる。この意味が当初理解できませんでした。


結果と成果が重視される社会にどっぷりと浸かっていた自分には、自分を待ってあげるということがどういうことか理解できなかったのです。


自分の成長、成果、結果をもっと早く手に入れたい。

そのあまりに慣れ親しんでいたパターンは、何事にも行動が必要で、努力があって、それに対する目に見える結果という対価が必要だと信じていたのです。

でも結局それは、早く自分が安心したかったり、それなりの結果を手にして自分を認めたいだけなんだと思う。別の言い方をすれば、さっさと思い通りの結果を手にしたいのだな。私のパターンは。


自分の成長を待ってあげる。これは自分を許すのと同義なのだと思いました。

自分を許す。どんな自分に対しても寛大になり、そして待つ。


もともと刺身しょうゆ皿ほどの器しかない自分。少しづつ少しづつ、できればカレー皿ほどの器まで育てていきたい。


そんなことを思うのでした。

最新記事

すべて表示

魅了されている・・

自己の執着の源を発見するに従って、私たちは自分自身に魅了されているという、極めて重要な驚くべき発見にいたります。 私、真実と主観性より これを読んだ時、自分のパターンそのままだと思いました。 すごいと思われたい、負けたくない、自分は正しい、自分の方が上、思い通りじゃなきゃ嫌だ、全て自分に魅了されている言動です。まるで世界が自分中心で回っているかのよう!現実はそうではないのにです。実際は負けることも

心のカラクリ

昨日は心のケア講座にご参加くださりありがとうございました。 講座では心のカラクリをお伝えしていますが、私が初めて心のカラクリを学んだ時のことを思い出しました。それは私が初めてカウンセリングを受けた日のことです。その時カウンセリングの先生から、丁寧に優しく図を書いてもらって習ったのを覚えています。そして暫く大事に大事にその紙を持っていました。きっとこれが自分を助けてくれる、救ってくれると何とはなしに

ただそこにあるものとして

パターンに対して、パターンはいけないもの、ダメなもの、利己的で不快なもの、自他に迷惑をかけるもの、以前はそんな風に捉えていました。だってパターンのせいで苦しい思いもするし、怒られるし、まだ自分はそんなことに囚われているのかと自分を責めてしまうし、自分のレベルの低さを思い知ってしまい、そんな自分が受け入れられないし嫌だったんです。 でもパターンって本当に子供で、彼らが求めているものは、愛されたいとい

bottom of page