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  • 執筆者の写真: 渡邊 優
    渡邊 優
  • 2024年9月2日
  • 読了時間: 2分

「できていることをやってもしょうがない、できないことをやりなさい」

以前私のカウンセリングの先生から教わったことです。

最近このことをよく考えます。それはピアノから学ぶことが多いです。一曲できるようになるとすぐ次の曲に行き、それは今までよりも難しく、できないことへのチャレンジが始まります。そして少しずつできるようになると次の課題を与えられ、また次のチャレンジが始まります。その繰り返しで、人は成長するのだと思いました。


しかしパターンは自分のできることに固執します。なぜなら、できないことをやって、できない自分を見たくはないし、できてる自分に優越感を感じていたいから、だからできないこと、もしくは新しいことにチャレンジするのは躊躇し嫌悪するのだと思いました。だからパターンでいると停滞してしまうのだと思います。ピアノからは音楽だけではない、できないことをやっていくことが大切だと言う在り方も学んでいます。


不思議なもので、散々カウンセリングの先生から教わっていた時は、できないことをやることの大切さになかなか気付けないでいました。それが今はピアノの先生から別の角度で教わっています。

ピアノの先生がよく言う言葉は、「ちょっとできるようになってチャラチャラ弾いて欲しくない、まだまだ先は沢山あって長いのに・・・」と言うことです。きっと本当にそうなのだと思う。だから、止まることなく次々と進むことが大事なのだと思いました。それはピアノだけに限らず自分のパターンの在り方もです。


さあ、今日もできないことをやっていこう!

 
 
 

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