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  • 執筆者の写真: 渡邊 優
    渡邊 優
  • 12 分前
  • 読了時間: 2分

私の家から歩いて10分ほどのところに松下政経塾があります。松下幸之助氏が作った次世代を担う日本のリーダー輩出のための私塾です。


松下先生は85歳で最後の事業としてこの塾を立ち上げ、5年間はこの塾で精力的に松下哲学を教えていたそうです。現総理の高市早苗氏や元総理の野田佳彦氏もこの塾の卒業生です。


そんな松下政経塾の見学会に参加して来ました。(費用はかかります)


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塾内にある松下先生が作った根源社という社です。伊勢神宮と同じ作りだそうです。


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松下先生はここで、素直な心でありすように、素直な心でありますように、素直な心でありますようにと、一万回祈りを捧げてやっと、素直の初段になれたと仰られたそうです。あれだけの方がそんな風に思われていたとは、いや、あれだけの方だからこそそうなのだと思いまいました。


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茶室「松心庵」に掛けられた「素直」の掛け軸。どんな才能よりも、どんなセンスよりも、頭の良さやキレよりも「素直な心」が一番大切だと仰られているようです。

後で分かったことですが、ここでの素直とは、真理の前に自然と頭が下がる謙虚さや、自分の思惑を手放して「天の流れに素直になる」ことだそうです。そして自分の弱さや未熟さを認めることや、学び続ける姿勢、天に耳を傾ける姿勢が、素直な在り方だったそうです。そして素直の初段とは到達点ではなく、出発点という謙虚な視座を示していました。


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松下政経塾のシンボル「黎明の塔」

この鐘の音色は、どんな悪党でもこの鐘の音色を聞くと心が洗われる、そんな音色にしたいとの思いで、何千の鐘の音色から選び抜かれたそうです。


その他にも会議室や塾生寮や談話室にと、色々と見学させていただきました。

そして最後は会議室で松下哲学の授業を受けて帰って来ました。


松下幸之助氏が一番大切にしていた「素直」な心。

もっとすごいことを考え、学んでいたのかと思っていましたが、帰結することろはこんなにも単純で、だからこそその在り方が一番難しいのだと思いました。


良い刺激をいただきました。

ありがとうございます。

 
 
 

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