top of page
  • 執筆者の写真渡邊 優

久しぶりに美術館に、生誕100年 國領經郎展  静寂なる砂の景 を見てきました。

素晴らしかったです。


若年から晩年までの作品には、その時々の良さが現れていました。

若年には試行錯誤しながらも新たな技法にチャレンジする作品が、そして動きや力強さも現れていてその一つ一つがやっぱり美しい。


晩年には静の作品が多く、歳を取るとやはり成熟さが増してくるようで、作品にも一層深みや深慮深さが備わってきている気がします。

私は晩年の作品が好きです。自然に対する思いや作者のおおらかさが伝わってきて引き込まれるものがありました。


そして目を引いたのが作者が夫人に送った手紙です。画家らしく絵葉書になっており、夫人に対する深い愛情を感じました。しかも沢山。

作品には夫人も出てくるのですが、作者と夫人の仲睦まじい光景を浮かべて、ほっこりした気分にな離ました。作者にはこういった何気ない優しさがあるお方なんだな〜と思いました。


ガラガラの美術館はゆっくりたっぷりと鑑賞出来て、有意義な時間を過ごせました。




最新記事

すべて表示

誰かの言動に引っ掛かり、パターンが騒ぐ時、相手の中に自分を見ている気がします。 同じパターンを持つ相手に、自分を見ている気がするんです。そう思った時、この相手が何だかわかる気がしました。他人は自分の鏡とはこういうことかもしれません。不思議な感覚でした。 他人を通して自分を知り、自分と他人への理解も深まるのです。 相手を知り、理解することができるのも、黒パターンのお陰だと思いました。 そうやって相手

自分はダメだ、というパターン。これは本当に根深いのだなと、自分を見ていて思います。 このパターンに飲まれると、自分に嫌悪感や罪悪感を感じて、居ても立ってもいられない苦しさがあります。ダメな自分に恥も感じますし、穴があったら入りたい気持ちにもなります。 それほどこのパターンは自分を苦しめ、痛めつけるのだと思いました。だからこそ、丁寧なケアが必要だと思います。 きっとダメではない自分というのは、誰にで

先日予定しておりました「自分でできる心のケア講座」ですが、台風による欠席多数のため中止とさせていただきました。楽しみにしていただいた方、また直接会場にきていただいた方、大変申し訳ございませんでした。 次回開催の際には改めてお知らせいたします。 また前回メールを頂いた方には次回開催が決まり次第お知らせのメールをいたします。 この度は申し込みいただきましてありがとうございました。 皆様の心の健康作りを

bottom of page