私には、負けを嫌がるパターンがあります。
最近こそ以前ほど騒がずにはなってきたものの、それでもそのパターンはそこにあり、たまに顔を出してきます。
そして最近、この負けたくないのパターンの本質が分かってきました。
この負けを嫌がるパターン。
「負けたら終わり」とした方が、私にとっては正確です。
そうなんです。負けたら全てが終わりだと、パターンは思っています。
この競争社会という長い歴史の中で、負けた時の他者から蔑む眼差しや、下とした扱いに、パターンは酷く傷ついたことを覚えています。それこそ奴隷のような扱いになるだろうと、そうなったら自分の人生さえも生きれなくなると、パターンは思っています。
また、その時に味わう屈辱感や惨めさ、情けなさ、恥ずかしさ、悲しみ、寂しさ、こういった感情はもう味わいたくない。
だから負けは許されない、「負けたら終わり」なんだと、パターンは決めつけているんです。
男性的であり、一見攻撃的に見えるパターンでも、その奥深くには、当時味わったであろう苦い感情と切なさが、そこにあるのがわかります。
過去の私の歴史の中で、このような体験を無数にし、今やっと、その本質と向き合えたことは、今の「私」にしか出来ない責任でもあり、喜びでもあります。
また一つ、新たな学びを携えて、今日も進んでいきます。

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