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  • 執筆者の写真渡邊 優

昨年末から続けて観察している黒パターンがあります。

それが、権力や強い立場には価値があるというもの。


以前から気になってはいたのですが、権力や、強い立場のある方を目の前にすると、なぜか頭が上がらない、そんな思いがありました。それがきっかけで観察するようになったのですが、この黒パターンの思う価値を聞いてみたところ、権力や強い立場は、皆んなから認められて尊敬されるし、誰も頭が上がらないし、自由に生きていける。だから価値がある。そのように思っているのがわかります。また同時に、パターンもその権力と力を欲しているのも解ります。パターンは自分もその権力を手に入れるのが一番望ましいのですが、そうなれなかった場合、権力のある人に認められて、その力をお裾分けしてもらう、そういった魂胆、目論見があるのも解りました。


その昔「俺誰々知ってるぜ!あんなすごいやつと友達なんだぜ!」そんなことを自慢していた時がありました。きっとその時もこの「権力や強い立場には価値がある」という黒パターンが主導で生きていたのだと思います。


しかしこの価値を散々求めて解ったこともありました。

それはとても苦しい世界だということです。

なぜなら、この黒パターンが求める価値には際限がなく、自分が上か下か、勝った負けた、正しいか正しくないかと、その世界で生き続けることになるからです。


少しづつ「もうその価値に囚われて自分を苦しめるのはやめよう」

これを選んでいこうと思います。

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