渡邊 優
私はバツイチです。
離婚の原因は、性格の不一致、と言ってしまえばそれまでですが、やっぱり「思い通りじゃなきゃ嫌だ」「思い通りにしたい」の、お互いのパターンの応酬だったと思います。
男女の喧嘩のほとんどの原因がこの「思い通りじゃなきゃ嫌だ」「思い通りにしたい」のパターンが原因の気がします。思い通りに自分のことを分かって欲しいし、理解して欲しい。思い通りの旦那、彼氏、妻、彼女であって欲しい。でも、思い通りの言葉や態度が返ってこなかった時に、不快感や苛立ちに変わり、自らのパターンを押し付け合い、喧嘩になるのだと思う。
結局のところ、自分にとって都合のいい相手が、パターンは欲しいのだな〜と思うのです。
しかし「もう思い通りにしなくていい、何もかも」この感覚は、相手を自由にさせてあげる。自分も自由にさせてもらう。だからこそ、理解や、受容や、共感や、許しという部分が育ち、お互いの成長になるのかな〜と思います。それは、お互いの違いを大切にするという、本当の大切さをの意味を学んでいる気さえしてきます。
二元論という、自分は正しくて相手は間違っている。そこに行きついてしまうと、許しがなくなってしまうのだなと思いました。