top of page
執筆者の写真渡邊 優

「老後とピアノ」 著 稲垣えみ子を、同じ道場仲間から借りて読みました。

自己探求をしている私からすると共通することが非常に多く「ウンウン、そうだよね〜」なんて一人で感心したり、つぶやいたりしていました。特に「こうありたいというエゴを捨てる」と著者が気づき、そして四苦八苦している姿はまるで私たちそのものであり、その過程にこそ大事なものがあるのだと気付かされます。


そして思ったのが、どんな道を行っても目指している頂は同じであり、どれが正しくてどれが間違いということもない。だから今あるその道を信じて邁進してよし。そんな勇気を著者からもらった気がします。


一つのことに集中して極みの域まで到達する過程においてはきっと、人知れず色々なことを考え、時には苦しみ、そして悩み、そうやって自分で自分の殻を破っていくのだと思います。それは誰かに代わってもらえるものでもなく、自分でやるしかないもので、だからこそ価値があるのだと思いました。


壁が立ちはだかったり、問題に遭遇したり、人生は色々だけど、その都度何かの気づきや進歩があるのなら、それはそれでいいもんなんだと教えられた読書でした。

最新記事

すべて表示

自分は正しい

自分は正しい、というパターン。 このパターンと長らく共存していて思ったことは、自分の正しさに苦しめられるということです。 自分の正しさや理想、それにそぐわない出来事や他人に対して腹を立てるのは勿論のこと、自分自身が、パターンの望む正しさになれない時、自分に腹を立てたり、悔し...

盛大に引っかかる

先日実家に帰った時のこと。 兄と話している際に、イライラしながら兄が従業員の悪口を言ったり、周りの同業者と比較してあれこれ自慢話をしているのを聞いて「イッラ〜〜、ムカムカ〜〜!」とパターンに盛大に引っかかるのでした。あまりに引っかかり過ぎて返事もろくにできずだったのですが、...

解き放つ

もしかしたら、〜ともう、決めつけなくてもいいのかもしれない・・・ 朝、自分の課題である黒パターンを〜に入れて、空に向かってこの言葉を唱えていると、とても気持ちがいいです。 それはきっと、黒パターンという決めつけの世界から解放されて、この広い空のような世界に自分が解き放たれる...

Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page