• 渡邊 優

昨日、暫く付けていなかった腕時計を出したところ、革ベルトが古くボロボロとなり砂のように崩れていました。無理もない、7年ほど放っておいたのですから。その時計はオメガのシーマスターで、当時まだ34、5歳の若造の私が持てるような品物ではなかったのです。そんな時計を見ながら当時の私の面持ちを思い出しました。それは「自慢」です。

「俺こんな時計買えるんだぜ!他と差がついたぜ!女に自慢しよう!」など、この時計を持つことによる特別感、優越感を持っていたのを思い出しました。虚栄心を満たすために、時計が自慢の道具だったのです。そんな他者への「自慢」というパターンであった事を思い出しました。


じゃあ、これからはこの時計とどんな付き合い方をしていこうかとマジマジと時計を眺め、考えていました。すると、当時では気づかなかったこの時計の持つ流れるような流線型や、磨き上げられた輝き、重厚感、色やバランスなど、その美しさに気付かされたのです。

そんな時計を見て、これはもう一つの芸術なんだと思いました。そう考えると何とも贅沢な時計だと初めて気づいたのです。買ってから10年以上経って気付くとは・・・


そしてこれからのこの時計との付き合い方ですが、これからはこの美しい時計に愛着を持って、メンテナンスしながら大切に使おう!これを選んでいこうと思いました。

大切にしたいという気持ちを大事にしながら。

最新記事

すべて表示

他人との比較

今日は何となく、他人と比較している自分がいたのでこのパターンをよく観察してみました。 そのパターンは、自分よりも周りのみんなの方が優れている(仕事や能力)、恵まれている(家柄や環境)、だから満たされないし、自分は幸せじゃない。そう言っていました。パターンは、周りと比較して、恵まれても優れてもいないから自分は幸せじゃないと思っているのです。 今思い返すと他人との比較において、苦しむことは多々あったと

節目

先日は成人式で、私の姪っ子もついに新成人となりました。 そのお祝いも兼ねて実家に行ってきました。孫の晴れ姿を見て、爺ちゃん婆ちゃんは感慨深かったらしく、その目には涙が浮かんでいました。小さい頃から見ている孫の姿に色々な思いがあったのでしょう。孫へと注がれる確かな愛情を感じました。いいもんだな〜、家族は。 そして両親の話を伺っていると、今年で結婚50年を迎えるとのこと。半世紀です・・・ ふたりの様々

​人成道

〒253-0033 神奈川県茅ヶ崎市汐見台

©2019 by 人成道. Proudly created with Wix.com