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執筆者の写真渡邊 優

私は完璧さを求めていたのだと思う。

お金持ちになり、社長となり、人の上に立ち、称賛されることで自信を持てるようになり、不安や恐れを抱かず、誰に何と言われようと傷つくことのない強い完璧な自分へとなる。それが成長することなのだと思っていたのです。


しかし結果は全く違った。

お金を手にすればするほど失うことへの恐怖と不安が増し、上を望むほどに下に見られることへの恐怖が増し、おまけにプライドまで強くなった気もします。

黒パターンで手にするということはそういうことなのだと思いました。

安心や安らぎではなく、不安や恐れ。

自分の弱さを認識することなく進んだ結果、不安と恐れと弱さを手にしていたのです。

自分では強さだと信じてきたものが実は弱さだった。それが黒パターンなんです。


しかし、唯一手にしたものもあります。

それは経験です。間違った動機で手に入れたあらゆるものと経験。

それであれば、もう黒パターンを選ばなければいい。


それは完璧じゃなくてもいいということ。

完璧じゃない自分を許せることが、本当の意味で完璧に近づけるのかもしれない。

そんな気がします。




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