top of page
  • 執筆者の写真渡邊 優

一生懸命になろう。

人は、一生懸命な姿を見ているんだと、先日のバレエのクラスで教わりました。

それは、上手とか、下手とかの話ではなくて、そのものとの向き合い方。


たまたま先日、時間を間違い、気づかずに1時間早くバレエスタジオに着いてしまいました。

クラスの先生はポアントの上級を指導していました。

「いいわ、途中だけど今日はこのクラスに入りなさい。そのあとのクラスも受けるでしょ」と言われ、かなりレベルの高い指導を受けましたが、当然ついて行けません。全てのレベルが高く、全くと言っていいほど歯が立たない状態だったのです。もちろん自分が出来るとは全く思っていませんが、レベルの違いをまざまざと突きつけられた瞬間でした。


それでも泣き言など言っている暇はありません。

始まった以上やるしかない・・・

とにかく必死についていく(ついて行けてないけど食らいついて行く)そんな状態でした。

どれだけ不格好でも一生懸命必死にやる。ただただ頑張ってみる。


先生は、「やる気あるわね」と言っていましたが、とにかくただ必死だったのです。

人って慣れてくると、それがどこか表に出てきます。

もう何年やっているとか、これだけ頑張ってきたとかのパターンが顔を出すのだと思う。

「いいからとにかくやる」初心に戻る、というより常に初心でいる。

そこに引き戻される良き体験でした。



最新記事

すべて表示

自分はダメだ、というパターン。これは本当に根深いのだなと、自分を見ていて思います。 このパターンに飲まれると、自分に嫌悪感や罪悪感を感じて、居ても立ってもいられない苦しさがあります。ダメな自分に恥も感じますし、穴があったら入りたい気持ちにもなります。 それほどこのパターンは自分を苦しめ、痛めつけるのだと思いました。だからこそ、丁寧なケアが必要だと思います。 きっとダメではない自分というのは、誰にで

先日予定しておりました「自分でできる心のケア講座」ですが、台風による欠席多数のため中止とさせていただきました。楽しみにしていただいた方、また直接会場にきていただいた方、大変申し訳ございませんでした。 次回開催の際には改めてお知らせいたします。 また前回メールを頂いた方には次回開催が決まり次第お知らせのメールをいたします。 この度は申し込みいただきましてありがとうございました。 皆様の心の健康作りを

先日のセミナーで習ったことに、同事という言葉があります。 相手の立場に立つという意味です。そしてこの同事、試してみるとかなり難しいです。 相手の立場に立とうとしてもついつい自分の考えや思いが出てきて、100%相手の立場に立つことが自分を捨てていかないと無理だということに気がつきました。自分の考えや思いというのは、こうあるべき、こうあって欲しいという私のパターンです。これが動くと、相手にそれを言いた

bottom of page