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  • 執筆者の写真渡邊 優

以前、黒パターンの王様は「思い通りにしたい」「思い通りじゃなきゃ嫌だ」ということを先生から教わりました。

それは、思い通りに分かって欲しい、思い通りのことを言って欲しい、思い通りに優しくしてもらいたい、思い通りに大切にしてもらいたい、思い通りに愛されたい、思い通りに物事が進んでもらいたい、思い通りに生きていきたい、などなどです。


これらのパターンは勿論私にも多分にあって、日々の生活の中でも、結局黒パターンは全て思い通りにしたいんだと思います。そして思い通りにことが進まないとき、思い通りに人が動かないとき、色んな事が思い通りにならないとき、このパターンは騒ぎます。

腹立たしさ、怒り、鬱積、悔しさ、ストレス、理解されない虚しさ、寂しさとなって私を騒ぎ立てます。なんとか、ちょっとでも思い通りにしようと現実に抵抗し、あれこれと画策をして、思い通りにしようとします。


しかし、思い通りにしようとしていることのほとんどが、変えられないものです。

それは、他人の感情や思いであり、哲学であったりします。または世間の大きな流れかもしれません。

であるならば、もう抵抗するのはやめて、やれることはやって(仕事であれば段取りなど)あとは今あるこの流れ、宇宙の流れに任せてみようというものです。


無責任のように感じるかもしれませんが(これもパターン)一旦全てをあちらにお任せするのも良いかもしれません。それは、諦めであり、そこに至るまでの一つの理解なのだと思います。


もう思い通りにしなくていい。

時間はかかるかもしれないけど、きっとそのままを受け入れて生きていかれるようになるよ。

きっとその状態が、一番柔軟で楽なのだと思う。

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