「思い通りの自分じゃなきゃ嫌だ」
もう随分と長い付き合いをしているパターンです。
そしてこのパターンはちょくちょく顔を出して私を支配します。
それは、思い通りにならないカウンセラーとしての自分に幻滅してうんざりし、腹立たしさや苛立ちを覚え、苦しさとして私に伝えます。
今思い返すと「思い通りの自分、理想の自分」そうなることを原動力として、様々なことを頑張ってきたのだと思います。自分に幻滅しないよう、他人からも幻滅されないよう、それが成長であり、普通だと思っていました。
しかし、どれほど頑張っても理想の自分になんかはなれはしない。
それは心のどこかで分かっていたのだとも思うのです。幻想だと。だから、本当の自分という現実を知るのが怖かったのだと思う。そしてそんな現実から目を背けたり、すり替えながら生きてきたのが今までだったのです。
「もう思い通りの自分を求めるのはやめよう」
こちらを選んで、生きていこうと思います。
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