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執筆者の写真: 渡邊 優渡邊 優

人の話しを聴いている時に、どうもパターンで聴いている、そんな時がありました。

ちゃんと話を聴くから自分のことを認めてね、という「認められたい」というパターンで聴いていたのです。意外な盲点でした。これは私の「認められたい」というパターンをケアして、もう他人を使うのはやめよう、を選んでいこうと思います。


しかしもう一つ、質問して一歩踏み込んで聴く、ということが私は苦手なのだと思いました。なぜならば、これ以上聴いたら怒られるんじゃないか、失礼じゃないか、怪訝な顔をされるんじゃないか、もしくは自分が聴かれたくないから聴かないを選んで、そうやって余計なことは聴かないようにしてきたのです。でもよく考えてみると、結局聴かなかったのは自分の保身のためだったのです。責められて傷つかないようにする保身。


本来であればちゃんと理解するまで聴いて、キチンと相手を理解する、ということが先決だと思う。そこまでやっての、正しい人間関係が構築されるのだと思いました。

また同時に開示する、ということも対となって大事なのがわかります。それは、理解したいから聴く、と同時に、理解してもらいたいから話すのです。それは、本来の風通しのいい人間関係なのだと思います。


正直なところ、今まで私の開示に対する意味づけが、マイナスばかりに偏っていました。

それは、開示をしたらジャッジさせるかもしれない、責められるかも、怒られるかも、嫌われるかも、冷たくされる、軽蔑させる、白い目でみられる、etc


しかしその対となるプラスの意味づけには、

理解してもらうため、正直であるため、自分を許すため、受け入れるため、正々堂々と生きるため、が含まれるのだと思う。

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