top of page
  • 執筆者の写真渡邊 優

私は昔他人から嫌味を言われたり、心外な言葉を言われた際、自分に眼差しを向ける前は、あの人がこうだから、こういったから、こういう人だからと、全て他人に目が向いていて、他人のせいで自分はこんなにストレスや不快感を抱いていると、全てを他責にしていました。

そこでは相手に憤慨したり、怒りを覚えたり、この相手が変われば自分は楽になれる。そのように考えどうにか自分の正しさや、怒りを露わにして「相手を変えよう」としていました。

しかしこれは、もの凄くエネルギーのいる行為です。


しかし自分に眼差し向けるようになってからは、だから自分はこんなに悔しい、悲しい、辛い、苦しい、本当はちゃんとわかってほしかった、もっと大切にして欲しかった、正当に扱ってほしかったなど、自分の本当の本心に目を向けて、自分を理解する、という行為をしてきました。

それはきっと自分の本心に気づいて、自分を大切にする行為だったと思います。


自分が楽になりたい、何かに囚われて苦しみたくない、そういった思いから初めたこの学びですが、気づいたら以前よりは随分と楽になってきたと思います。


今でも嫌なことは起こるし、失礼なことを言われたりもします。

しかし、最低限自分の中に起こることだけは、自分で責任を持って引き受けていく。

それだけは、自分の誇りとして持っていたいと思います。

自分を理解する。それは自分を大切にすることだと。


最新記事

すべて表示

罪悪感

今朝方、もう随分昔のことを思い出しました。 まだ子供の頃、お母さんが怒っている時、お母さんが怒っているのは自分のせいだと思っていたことや、お前がああ言ったからだ、お前のせいだと父親から怒られていた頃のことをです。 それから大人になり、誰かが怒ると、それは自分のせいだと思い、...

誠実さ

自分に対して誠実でありたい。 それは自分のパターンに対して、誠実でありたいと言うものです。 黒パターンに対しての誠実さは、黒パターンの言い分や思いをちゃんと聞き、しっかりと向き合い、受け入れるというものです。 自分に嘘をつくのでも、見て見ぬふりするのでも、臭いものに蓋をすの...

それでいいのか、自分

あの人からあんなこと言われた、悔しかった、腹が立った、そのような語りかけをして一時パターンは落ち着いて、何事もなかったように元にの鞘に戻れますが、それでいいのか、自分。と、よく考えます。 あんなこと言われたくなかった。の真反対の白パターンは、何を言われてもいいです。それは、...

Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page