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執筆者の写真: 渡邊 優渡邊 優

黒パターンで物事を見ている時、強い決めつけで見ているときがあります。

普通はこうでしょう、こうあるべき、などなど、でもそれって、自分の世界だけの見方で、現実はそうではなく、ただそうあるだけ。


こうあるべきとか、普通はこうでしょうなどの、ただ目の前にある現実を受け入れずに、自分の決めつけで現実に逆らうと、心に苦しさが残ります。目の前の現実に争うのって、とてもエネルギーを使うからです。川の流れに逆らって漕ぐような感じです。


たとえば私の持つ、負けたくない、舐められたくない、などのパターンで世界を見たとき、色々な人がライバルや敵に変身してしまいます。世の中の人々が自分に競ってくる、マウントをしてくると、パターンは思っているんです。そして、自分の中でず〜っと戦っています。まさに一人相撲・・・


一人で相撲を取って勝手に体力を消耗するという不毛の連続です。

そうならないためにも、あるがままの現実を見る、ということが大事なのではないかと思いました。


色々な環境で育ち、その過程で沢山の黒パターンを私は作ってきましたが、ただ現実を見るということがどれほど楽で清々しく、心の健康にとって良いのかを最近実感しています。


目の前の現実も、自分自身も受け入れつつ、風のように、流れる水のように、あるがままでいい。

それが一番軽いのかも。


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