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執筆者の写真: 渡邊 優渡邊 優

他人の問題と自分の問題を混同しない。

他人が怒ったとき、私が何か余計なことを言ってしまったのか?私が怒らすようなことをしたのか?などと以前は思っていました。でもこれは、自分の問題と他人の問題を混同しているのだと思います。


相手には相手のパターンに何か引っかかって、怒りや苛立ちという感情が湧いています。

そして私は私で、怒らせてはいけない、嫌われたくない、などのパターンに引っかかって不安になり、気にしているのです。ただそれだけ。これを混同するから、ややこしくなる。


あの人がああ言ったから、あの人がこんな態度をとったからと、自分の問題が見えないどころか、取り留めのない思考が続いていつまでもスッキリしません。たとえ相手が悪いと帰結したとしても、同じ問題に遭遇した際、また同じようにあの人が悪いとパターンは騒ぎ立てます。内心は決して穏やかではありません。


混同して思考の中で戦う、なんてことはよくあることで、その思考を自由にさせず、自分自身に向き変えさせる努力が必要なのだと思いました。


他人の問題と自分の問題を混同せずに、自分のことだけににちゃんと向き合う。

それこそが最も大事なこと。

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