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執筆者の写真: 渡邊 優渡邊 優

本当の「私」は傷つかないし腹も立たない・・

この言葉の意味が最近までよく分かりませんでした。私が育っていなかったのが原因ではありますが、最近やっと本当の「私」について、少し理解ができてきたと思います。


それは、傷ついているのはパターンであり、腹が立っているのもパターン。それはどういうことかと言うと、本当の私は、あるがままのパターンを見て、パターンの声を聞き、そのままの起きている現実を捉える。そこには偏見も、パターンから発せられる感情も介在せず、中立ワークでいうところの「ただ一つの体験」として物事を捉えている状態。それが、本当の私なのだと思いました。


パターンが思うところの、悲しければ悲しいと、自信がなければ自信がないと、腹が立てば腹立たしいと、不安であれば不安だと、そんなパターン達の声を何一つ恥ずかしいと思わずに、そのままのパターンを見て理解し、受け止められる。それができるのが、本当の私だと思います。


そこには、私の問題として引き受けられる勇気や強さ、優しさ、理解、包容力、そういったものが最初から本当の「私」には備わっていて、それらを使ってパターンをケアします。そして人生における生き方という私の在り方の指針となり、行動する上での最初のキッカケや原動力となります。


そうして考えると、本当の「私」として生きた方が効率も、判断力も、行動力も、一貫性と普遍性が伴い、スムーズな生き方となっていくのではないかと思いました。


本当の私を意識するのは慣れていないので中々難しいところではありますが、この意識でいられると、心地よさも、明瞭さもある気がして頼もしいです。

あらゆるものの力を借りながら、この意識でいられることを心がけてみようと思います。


人の意識って面白い。

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