最近「許し」をテーマに色々と考えております。
なぜなら、今までの人生で「許す」ということを使ってこなかったと思ったからです。
こうあらねば、こうならなきゃ、こうでなければと自分に言い聞かせ、必死に努力し、そうなれない自分を許しませんでした。
自分だけに限らず、物事に対してもそうです。
こうあるべき、こうあって欲しい、こうなって欲しいと、そうなるように必死に働きかけ、抵抗し、戦ってきました。
他人に対しても同じです。
それは違う、こうあるべきと、自分が満足するように、思い通りにしようとしてきました。
それだけ何かを、誰かを受け入れる=許す、ということをしてこなかったし、出来ませんでした。
戦うこと、勝つこと、認められることが自分の価値の最優先となり、誰かや何かを許すことは負けることだと思っていました。
しかし、許しながら、受け入れながら、諦めながら生きていくことが、ここ最近とても大事なことだと思うようになりました。特に、自分に対してはです。
自分と戦い続けて、物事に争い続けた結果、それは持続不可能だとやっと分かった気がしたからです。
一言で言えば、疲れたんですね。戦い続ける生き方に。
許しとは、負けることでも、下になることでもない、自由になることだと、最近思い始めています。
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