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  • 執筆者の写真渡邊 優

パターンの中でも一番下にあって、どっしりと居座り、俺様と言わんばかりの黒パターン。それが、私のプライドというパターンです。


このパターンへの語りかけを続けていますが、今までどれほどプライドを大事に、そして支えにして生きてきたかが伺えます。

本当は何もない自分、ただ普通の自分を認めたくないために、プライドという鎧で自分を守り、固め、そしてそれはいつしか、それがないと自分を支えられないほどの存在へと大きくなってしまったのです。


プライドとは、私の今までの経歴、そこで培ってきた自分の正しさ、名声、成功、はたまた虚勢、このように様々なものが混ざり合って、私のプライドは形成されています。

しかし実のところ、経歴や名声、成功、虚勢などを取っ払った時、何もない自分が残ります。本当の弱くて何もない自分です。その自分では生きていけない、この社会を戦っていけないと、自分を守るために培ってきた強固な鎧、それがプライドです。しかしそれは幻想でもあります。私という人間がどういう人間か、どんな性格なのかとは全く関係がありません。それほどプライドとは、自分ではないものになろうとします。それはプライドが認める自分です。つまり、幻想の自分です。

幻想の自分=理想の自分を求めると辛いです。それは本当の自分ではないですからね。


もうプライドを支えにするのはやめよう。

時間はかかるけれど、いつか、そのままの自分でいいと思えるようになるから。

だからもう、プライドを支えにして生きるのはやめよう。


許しという安心感や広がり、自由を携えて、今日もプライドに頼らずに生きていこうと思います。

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