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  • 執筆者の写真: 渡邊 優
    渡邊 優
  • 2019年11月15日
  • 読了時間: 2分

天皇についての本を何冊か読みました。

天皇を知ることは日本を知ることにつながる。

この本の冒頭にはそのように書かれています。

そして、日本国憲法の第一章は天皇から始まり、そこには「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく」と記されています。

この象徴という意味を常に一番深く考え、行動に移していたのは他でもない陛下だったのです。

国民の平和と幸せを常に第一に考え、祈り、全身全霊でここまでやってこられた。

それを表すこんなエピソードがあります。


上皇陛下(平成の天皇)がまだ皇太子時代、ご婚約に至る過程で皇太子から何度も長いお電話があったそうです。殿下はその中で「自分は皇太子だから、どんな時も皇太子としての義務が最優先であり私事はそれに次ぐものと」はっきり仰ったそうです。

この「皇太子としてのお心の定まりようこそが最後に妃殿下をお動かしになったのは間違いない」と側近の侍従長は仰ったそうです。

全てにおいて自分よりも国のため、国民のためを最優先にする覚悟があったんだと思います。


また、私はこんなエピソードも好きです。

上皇がまだ皇太子の時代、ご成婚25周年、つまり銀婚式の会見で、「互いに何点差し上げられますか?」という記者の質問に対し、陛下は「点をつけるのは難しいけれど、努力賞を」と仰いました。その後に皇后陛下が「差し上げるとしたら感謝状を」と仰ったんです。うまい!

努力賞というのは一般的には今ひとつだけど、努力したことに賞をあげる、という風に捉えられがちですが、陛下は努力というものに対して以前こう仰ったことがあります。

「努力というものは、人が起こりし行為のなかで、最も尊い行為である」と。

きっと、皇后陛下に対しての最高の賛辞だったんだと思います。


常に国民と共にいて、国民の平和と幸せを毎日祈って下さる方がこの国にはいます。

これらの本を読んで、こんな愛し方があるのかと、深い感心と感謝の気持ちが湧いてきました。


本日未明にかけて大嘗祭が取り行われます。

この儀式をもって、正式に天皇の皇位が継承されます。

令和という新たな時代の始まりです。

光輝く良い時代になりますよう、心よりお祈り申し上げます。



 
 
 

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