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執筆者の写真: 渡邊 優渡邊 優

先月一杯でバレエスタジオを辞めた時、とても寂しい感覚を抱きました。

その体験を私の先生に話した時、その寂しさと共に生きることを教わりました。それがとても素敵なことだと思ったんです。寂しさに打ちひしがれて駄々をこね、元に戻ったり、また寂しさを埋めるためにその代わりを見つけることはよくあります。しかし、寂しさと共に生きるということは、それを受け入れ、寂しいけれども、良い体験として自分の中にしまっておく。それは大人にしかできないことです。


これは他にも言えることで、自分の弱さなども同じように、ただあるものとしてそれを受け入れ、共に生きていく。弱さを否定したり、ダメなものとして扱うのではなく、あって良いものとしてそれと共に生きていくんです。


きっと不安や恐れも同じように、そこから逃れるのではなく、あっていいものとして共に生きていくのだと思います。


成長とは、何も恐れがなくなったり、何も不安がなくなることではなく、それと共にいられることだと思いました。


無敵になるんじゃない、柔軟になっていくのです。

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