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執筆者の写真: 渡邊 優渡邊 優

先週末、湘南テラスモールで買い物をしようと衣料品店を見ていたら、気になるダウンジャケットを見つけて試着していたら、そのお店の店員さんに「それ良いですよね!今着ているダウンはフィルパワー低いようですが、低いフィルパワーのものが好きなんですか?」と聞かれました。

私は、カッチーーーーン!ときて、ムカっとしたのです!


フィルパワーとは、ダウンの品質を表す値で、フィルパワーが高ければ高いほど暖かくて軽く、品質もよく値段も高い。そして低ければ低いほど値段も安くて品質も悪いというものです。


そんな自分の着ていたダウンジャケットを見下されたような、馬鹿にされた気がしてえらい腹が立ったのです。怒りのこもった、はぁぁあ?という私の顔に気づいたのか、店員さんとはその後話の噛み合わない変なやりとりをして店を出ました。内心はムカつきすぎて買う気も失せ、絶対ここではお金使わない。そう決めたのです。


パターンとしては、「舐められたくない」「馬鹿にされたくない」「負けたくない」この辺りだと思います。勿論帰ってから、あんなこと言われたくなかったという語りかけをして、白黒ワークでは「もう他人の評価に囚われるのはやめよう」を選んで落ち着きました。


自分のイメージとして、成長するとは、なんでも許せて、そうだよね、いいよいいよと何一つ引っかからない、聖人君主のようなイメージが昔はありました。

しかし蓋を開けてみると、どんどん自分の感情に敏感になり、どんどん自分に正直になっていく。

自分の個性や性格がハッキリとわかってきて、それをどう扱うかということが、重要だと思うようになりました。


成長するって、自分が変わることじゃなく、元々ある自分をどう扱っていくか、そういうことなのだと思います。

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