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執筆者の写真: 渡邊 優渡邊 優

昨日は私が通っているバレエスタジオの発表会でした。


お腹を引き上げて!肩を下げて!首を長く!普段言われていることがどういう意味があるのか、そうか、そういう意味があったのか!と、発表会を観ながら色々と考えていました。

そのような姿勢をとることによる優雅さと、堂々さと、凛とした面影はどこか自信があり、余裕のある人に観えます。


今まで言われてきたことの意味をこの発表会で初めて知ったのです。


そう思うと、次はこうしてみよう、ここを意識して練習してみたいという意欲まで湧いてきました。

こんな風に次のレッスンが楽しみだと思うようになったのは初めてです。


では今まではどうだったかというと、ただ必死。ついていくのに、覚えるのに、言われたことをやるのに必死だったのです。バレエの楽しさを解っても味わってもいなかったのです。


石の上にも三年とはよくいったもので、三年で何かができるということではなく、最低でも三年経たないと、そのものの面白さが解ってこない、だから最低三年は続けなさい。そういう意味合いが含まれているのだと思いました。


こうやって学んだ、自分を待ってあげるということ。

「つべこべ言わずにやる!」

そう言われて早5年。やり続けていてよかった。

バレエの優雅さを今初めて体験したい。そんなことを今は思います。

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