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執筆者の写真渡邊 優

昨日は劇団四季の、ジーザス・クライスト=スーパースター茅ヶ崎公演を観てきました。

劇団四季を観るのは初めてでしたが、演者の放つ力強さや迫力に圧倒され、あっという間に引き込まれました。本当に素晴らしいミュージカルで見応え抜群なのですが、終わった後、妙に考えさせられました。


イエスの伝えたいこと、真理はなかなか誰にも理解されず、仲間にも裏切られ、最後は一人で死んで行きます。2000年前からずっと人々の持つ不安や恐怖は変わらず、現代に引き継がれています。物質だけは豊かになりましたが、相変わらず心は寂しく、不安でいっぱいです。きっと不安を紛らわすための物質的な豊かさなのでしょうが、そこでは幸せになれないのだと思いました。

だからイエスは「思い煩うな」と言っていたのだと思います。


「お前は神の子と自分で言っておられるようだが、今もそれは変わらないか」

大司教の不安と恐れに触れ、それが怒りに変わる場面です。イエスは最後までそうだと貫き通しました。私が学んでいることもこの哲学に繋がる部分が多分にあり、そう聞かれたら、はい、と答えると思います。学び続けて知ってしまった、体験してしまった以上、戻れませんし戻りたいとも思いません。

精神性という階段を登るにつれ、どんどん孤独になっていきますが、それでもやっていきたい、というのが私の内からの熱い想いです。


これはもう一度観て、もっと深く考えたいし感じたい、そんな想いに馳せるミュージカルでした。

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