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執筆者の写真: 渡邊 優渡邊 優

ザ・メンタルモデル 由佐美加子 著 を読んでいます。

以前のグループセミナーの際、伊藤先生のプリントから紹介された本でしたが、面白いので、読了する前にここに書いてしまいます。


本書は、メンタルモデルという4つのモデルに人々を大きく分類し、そこに至るケースや、その時々の心情や状態を、非常にわかり易くロジカルに説明されていて、自分のメンタルモデルがどこに分類されるのかを俯瞰しながら読み進めることができました。

私の場合、ひたすら戦いながら乗り越えてきたモデルで、「価値なしモデル」というものに分類されると思います。


この「価値なしモデル」というものは、会社経営者や、組織の管理職に多くみられるらしく、自分の価値を出せなかったら自分にはここにいる価値はないと思い込む「価値なしモデル」で、パターンでいうと「自分はダメだ」や「自分には価値がない」のかと思いました。そして、この痛みを避けるための回避行動は、頑張って能力をひたすら高め、自己価値を証明するために他人の要求や期待に応え続け、承認欲求から価値を出すためにひたすら動き続ける、という克服型になりやすい傾向です。


もうまさしく私のことズバリで、ダメじゃない自分を証明するために、自分に価値をつけて愛されるために頑張ってきたといえます。


また、本書でも自分を見るというのがベースになっており、著者は、「人って自分の美しいところに向き合いたいんですよね。会社をよくしたい、社員を幸せにしたいとか、素晴らしくしたいとか、そういうのは全然抵抗がないはずなんです、人間って。だけど、自分が一番見たくないところに踏み込まないと、本当の意味で、自分を見るという世界には入れないんです。


いやはや耳が痛い。

確かに出来ている自分や、素晴らしいことをしているような時って、気分が良いものです。

だけど、やっぱり、自分が一番見たくないところを見ていかないと、真の成長には結びつかないのだなと、それは、きっと、例外なく、誰しもが通る道なのだと思いました。


もう一点、本書にはおもしろい内容がありましたので、明日改めて紹介したいと思います。




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