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執筆者の写真: 渡邊 優渡邊 優

あることをきっかけに、鮮明に幼少期の頃を思い出しました。

その映像は鮮明で、私が幼稚園児の頃の食卓での出来事です。


原因は全く覚えていないのですが、泣きながら食事をしている光景でした。

当時、この泣きながら食事をするのは特に珍しくもなく、カミナリのような性格の父親の家では突発的に始まる「父親がキレる」という状態に対して、ビクビク、オドオドした幼少期を送っていたのです。その時の、そのままの光景を思い出したのです。


当時の、幼少期の私はすごく怯え、怖がっていました。

父親が帰ってくるだけで怯えていたのを覚えています。そんな子供を見て、また可愛くないと言い父親が怒鳴るという悪循環でもあったのです。


昨日からこのインナーチャイルドの側にいますが、当時の私はうつむいたまま、まだ会話ができていません。今日は、このインナーチャイルドといる時間を多く取ろうと思います。


そして、このような幼少期の辛い出来事は、恐らく誰にでもあるものだと思います。

そのような出来事をきっかけに、何か心に傷を負ったということも少なくないかもしれません。

そんな時は、過去の終わったことと片付けずに(終わっていないのだから)当時の自分に会いに行って、「辛かったね」「怖かったね」「よくがんばったね」と、一言いってあげるのもいいかと思います。


そんな風にして、過去の自分をも全て受け止めていく。

これが、本当の「私」がしたかっとことであり、そこからが、過去に囚われない本当の「私」の人生の始まりかもしれません。




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