top of page
  • 執筆者の写真渡邊 優

その昔、耳の悪い母親から、この不自由な耳を代わってほしいと言われたことがあります。私は、代われるものなら代わってあげたいといいました。でも、どんな逆立ちをしても代わってあげることはできません。それが、この宇宙のルールなのだと思いました。


それは課題も同じで、話を聞いたり、理解をしたり、アドバイスをすることはできても、代わってあげることはできません。いや、代わっちゃいけないのだと思います。その課題はその人だけのもので、もしかしたら強い決意を持って、今生はこれをクリアーするぞと決め、この地に降り立ったのかもしれません。だとしたら人は、自分と誰かを比較したり、ジャッジするのではなく、まずは自分の大事な課題に取り組めばいいのだと思いました。


課題を突きつけられている時、とても大変な思いをします。もちろん私もそうです。

でもそこに、魂の大事な課題という、神聖さが含まれています。

それは誰かが手伝うことも、代わることも、邪魔することもできない、その人だけの神聖さです。


目に見えないその人だけのもの。

嫌がらず、大事にしていこう。



最新記事

すべて表示

誰かの言動に引っ掛かり、パターンが騒ぐ時、相手の中に自分を見ている気がします。 同じパターンを持つ相手に、自分を見ている気がするんです。そう思った時、この相手が何だかわかる気がしました。他人は自分の鏡とはこういうことかもしれません。不思議な感覚でした。 他人を通して自分を知り、自分と他人への理解も深まるのです。 相手を知り、理解することができるのも、黒パターンのお陰だと思いました。 そうやって相手

自分はダメだ、というパターン。これは本当に根深いのだなと、自分を見ていて思います。 このパターンに飲まれると、自分に嫌悪感や罪悪感を感じて、居ても立ってもいられない苦しさがあります。ダメな自分に恥も感じますし、穴があったら入りたい気持ちにもなります。 それほどこのパターンは自分を苦しめ、痛めつけるのだと思いました。だからこそ、丁寧なケアが必要だと思います。 きっとダメではない自分というのは、誰にで

先日予定しておりました「自分でできる心のケア講座」ですが、台風による欠席多数のため中止とさせていただきました。楽しみにしていただいた方、また直接会場にきていただいた方、大変申し訳ございませんでした。 次回開催の際には改めてお知らせいたします。 また前回メールを頂いた方には次回開催が決まり次第お知らせのメールをいたします。 この度は申し込みいただきましてありがとうございました。 皆様の心の健康作りを

bottom of page