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執筆者の写真: 渡邊 優渡邊 優

先日の桜カステラを両親に持って行きました。

母は耳が更に悪くなり、どうにも思い通りにならない自分の体と、なかなか理解されない大変さにイライラしているようでした。


そんな母を見ていて以前の私は、「早く自分の体を受け入れて楽になってもらいたい」そのように思っていました。変わってもらいたいと。

そしてそんな思いで母の話を聞いていると、苦しさもありました。変わってもらいたいけど変わらない母。心の中で「早く受け入れた方が楽になれるよ!」と思いながら話を聞くというのは、受け入れるべきだ。というパターンが働いていたのだと思う。


しかし今回母の話を聞くときに「変わらなくていい、そのままでいい。」これを選び続けて話を聞くと、母の顔から少し笑顔が戻ってきました。

不思議なもので、変わってもらいたいと抵抗すればするほど、相手は頑として受け入れずにいますが、そのままでいいを選び続けると、良い意味での諦めにも似たような微笑みへと変わります。


それはきっと、私たちのパターンにも共通することで、パターンを変えようとせずに、そのままでいいと本心から思えた時、きっとパターン達にも本当の安心感や安らぎが訪れるのかもしれません。

そんな風にも思いました。


受け入れるとは、偉大なことなんだな。

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