top of page
執筆者の写真: 渡邊 優渡邊 優

こうあるべきと自分に課すと、なんとも言えない苦しみを感じます。

正しい人間、聖人君主、清く正しく美しく、というパターンが望むこうあるべき。現実として、そうなれない自分に憤りを感じますね。またこうあるべきと決めつけた瞬間から、自分の中の人間臭いドロドロした部分を否定することに繋がり、それと同時に自らを苦しめるのだと思いました。


人間って、色んな部分があっていいのだと思います。

妬みや嫉妬、僻みや他人との比較、憎しみ、怒り、自惚れ、傲り、弱さ、狡さ、などなど。

大事なことは、そんな自分を自覚し、受け入れることだと思います。すると不思議とそれらは暴れなくなるんです。嫌なものだと決めつけて蓋をしたり、嫌悪すればするほどネガティブなそれらは暴れ出します。まるで否定されたことに怒っているように、無視されたことに腹を立てているように自分の存在をアピールし、暴れ、私に知らせるんです。ふざけんな〜!と。そうして初めて降参するしかなくなり、自分のそれを認め、受け入れるのでした。


そうして初めて目が覚める思いをします。

自分は、本当はどうありたいのかと。

そう考えると苦しみとは、私に何かを気づかせるためのサインの一つです。


どんなパターンも否定することなく私の管理下に置いてあげる。

そうやって私の元で自由にさせてあげればいいのだと思いました。


もう枠にはめなくていい。




最新記事

すべて表示

気づきについて

自分のパターンに気づいたり、はたまた新たな意味づけを持てたとき、目の前の道が開けたような、そんな解放感を感じます。そこには、腑に落ちて解る感覚や、理解力、そして柔軟性も同時に養われている気がします。 先日見た動画で「世の中に偶然はない、全て必然」ということが言われていました...

性質

自分の性質をちゃんと把握すること、それはとても大事なことだと思います。 私の場合ですと、プライドが高くて、また感情の起伏も激しく、またそれが表に出やすい性格です。 つまり、独りよがりになりやすい性質を持っているということです。...

なぜなのか?

自分に問いかけるとき、なぜなのか?どうしてなのか?と問いかけます。 最近はプライドとうパターンによく問いかけていますが、その中でも、妙に納得したことがありました。 それは、怒られたとき、叱られたとき、どうして怒られたくないのか?それが、プライドが傷つくからというものです。そ...

Comments


​人成道

〒253-0033 神奈川県茅ヶ崎市汐見台

©2019 by 人成道. Proudly created with Wix.com

bottom of page