• 渡邊 優

著池上彰、おとなの教養・私たちはどこから来てどこへいくのか?を拝読しました。

宇宙の始まり(ビックバン)から、人類の始まり、社会形成から、宗教が人々からどの様に生まれて育ち、日本という国家が生まれて日本人としての認識が育まれるまでを一気に駆け抜けた内容でした。


科学と物理と歴史に基づいた内容は非常に面白く説得力があり、興味を惹かれます。

その中でも特に面白いと感じた宇宙の始まりと人類の始まりについては、この星に生まれ、この日本で育った身としては是非とも知っておいて損はない内容でしたので少し紹介します。


一昔前ヒッグス粒子が発見されたとニュースで騒がれていましたが、この発見が実は、長らく仮説でしかなかったビッグバンを立証する手掛かりになったのです。

1929年、ハッブル望遠鏡の名前で有名な天文学者のハッブル博士は巨大な望遠鏡を使って、宇宙が膨張していることを発見しました。そして1940年代、アメリカの物理学者のガモフは、時間を巻き戻していくと、宇宙はある1点に集まるのではないかと考えました。

その1点から大膨張が起こって宇宙が生まれ、ずっと広がっているのだろうと予測したのです。

しかし無に等しい状態からでは膨張は生まれず、元々の粒子は質量を帯びません。

その粒子に何らかの質量、重さを与える何かがなければいけない。きっとそういうものがあるに違いないと仮説を立てた人が、1960年代の物理学者ピーター・ヒッグスです。

しかしヒッグスは自分でヒッグス粒子を見つけたわけではありません。宇宙の理論を考えるとそういう粒子がなければおかしいと予測しただけです。

そしてようやく2012年、ヒッグス粒子が発見され、2013年にノーベル物理学賞を受賞する運びとなったのです。

この発見により、粒子から原子が生まれ、1番軽い水素とヘリウムが生まれ、この2つが核融合を起こし星の元となるあらゆる元素が生まれたとの説明が、宇宙誕生の有力説とされているものです。


このヒッグス粒子の発見が、「私たちがどこからきたのか?」を宇宙スケールで説明できる様になったのです。


私たちは宇宙からきて、そして宇宙に帰っていくのだな・・・そんなことを思わせる内容でした。

また科学も、私たちが道場で学んでいる内容も、行き着く先は一緒なのかもしれない。

そんなことも考えました。

次回は日本人のルーツを紹介したいと思います。

この内容も非常に面白く、人種差別が馬鹿らしく思えてきます。


尚、私ごとではありますが、明日より兄の仕事を手伝う運びとなりました。

年末までの予定ではありますが、場所が青梅ということもあり、往復に5時間ほどかかるためブログの更新が不定期となります。

何卒ご理解くださいませ。






最新記事

すべて表示

他人との比較

今日は何となく、他人と比較している自分がいたのでこのパターンをよく観察してみました。 そのパターンは、自分よりも周りのみんなの方が優れている(仕事や能力)、恵まれている(家柄や環境)、だから満たされないし、自分は幸せじゃない。そう言っていました。パターンは、周りと比較して、恵まれても優れてもいないから自分は幸せじゃないと思っているのです。 今思い返すと他人との比較において、苦しむことは多々あったと

節目

先日は成人式で、私の姪っ子もついに新成人となりました。 そのお祝いも兼ねて実家に行ってきました。孫の晴れ姿を見て、爺ちゃん婆ちゃんは感慨深かったらしく、その目には涙が浮かんでいました。小さい頃から見ている孫の姿に色々な思いがあったのでしょう。孫へと注がれる確かな愛情を感じました。いいもんだな〜、家族は。 そして両親の話を伺っていると、今年で結婚50年を迎えるとのこと。半世紀です・・・ ふたりの様々

​人成道

〒253-0033 神奈川県茅ヶ崎市汐見台

©2019 by 人成道. Proudly created with Wix.com