渡邊 優

2019年11月12日

バレエの先生

先日はバレエのレッスン日でした。

私のレッスンに先生は二人いまして、二人のうちのお一人が、この度ご結婚を期に、ご主人の郷里である北海度へ行かれるとのことで、先日のレッスンが最後となりました。

この先生で印象的だったのが、レッスン前のプランクです。

プランクを2分やるのですが、背中にドンと一人乗せてプランクをするのです。

初めて見ましたしものすごく驚きました。

男性でも見たことありません。

プロの方達の体幹とはこうして作られているという裏側を見た気がしたのです。

以前読んだ本(成長マインドセット)にこの様なことが書かれていました。

アイスバーグ理論「氷山の一角」というものです。

表面に出るあらゆる成果は、氷山の一角の様に一部しか出ておらず、その下には何十倍もの様々なもの(努力)がある。という内容でした。

様々なものとは、その人が費やした時間であり、意識、理念、思い、哲学、習慣、行動の積み重ねが能力とスキルを伸ばし、成果として表に出ていると。

先生の背中にドンと一人乗せてプランクをするその姿を見て、この本のことを思い出しました。

涼しい顔でするその姿はまるで当然の様であり、力強く勇ましかったのです。

普段美しく踊っている先生の姿からは想像もできない勇ましさでした。

何かに徹底的に秀でる、突き抜けるためにはここまで自分に負荷をかけ、鍛錬しなければならないというお手本を突きつけられた気がしたのです。

これは私にとって良い教訓となりました。

この教訓を忘れずに、これからも自身を鍛えていこう。

そう教えてくれた先生に感謝です。

今までありがとうございました。