渡邊 優

2020年11月2日

コロナという先生

最終更新: 2020年11月3日

今年も残り2ヶ月、なんだか本当にアッという間です。

そして今年はなんと言ってもコロナウイルスに翻弄された一年でした。様々な不安や恐れが人々を襲い、その人の根本にあるものが炙り出される。コロナウイルスに対してそんな印象を受けました。

勿論私もその一人で、私の場合、ウイルスよりも先の見えない状況に不安や恐れを抱きました。それはお金やこれからの経済状況から天変地異まで。見えない状況に対してあらゆる情報に振り回され、我を失ったのもコロナウイルスがもたらした恐怖と不安でした。

そして黒パターン一つ一つが炙り出され、そして飲み込まれ、そしてまた立て直すという地道な作業を続けてこれたのも、やはりコロナウイルスという強いインパクトがあったからだと思います。(気を抜くとドツボにハマるので)

そう考えるとこのコロナウイルスは、私を成長させる先生でもあったのです。

もしかすると人は、こうまでしないと成長できないのかもしれません。それは自分を見ていて本当に分かる。それほど人は弱くて利己的な存在なんだと思う。

きっとこれからも数々の問題が起こるのだと思います。

しかしそれでも、また自分を立て直して、そしてまた歩いていきたい。今はそんな風に思います。