渡邊 優

2020年2月3日

同窓会

一昨日は横浜高校(男子校)3年10組の同窓会に行ってきました。

当時のことをありありと思い出し、すごい楽しかったです。

私の高校は高1から高2に上がる際にクラス替えがあり、2年に上がったその日、私の前の生徒はドカンを履いたドヤンキー、が多数。更にその前の席は競馬新聞片手にラジオで競馬実況を聞いている高校2年生。

そんな当時の私の心の声は「やばい!やばいぞ!ヤンキーとギャンブラーしかいないとんでもないクラスにきちまった…これで残りの俺の高校生活、終わったかも知れん・・・」そう思ったのが第一印象でした。

昔話に花が咲き、いつも一緒に補習を受けていた5人(もちろん自分も入っていますよ!)

補修の初めに先生から「今日ちゃんと補習にきたお前ら安心しろ!(バックれる生徒もちらほら)今日のプリントからしかテストでないからな!赤点だけは免れるぞ!」

生徒たち「ウォー!やったー!」それでも赤点を取る生徒もいた。

流石に先生から、「もう救えねえぞお前・・・」と。

カンニングのプロもいた。

そこまでカンニングに力を入れるなら勉強した方が早いんじゃね?と思うほどの徹底ぶりで、そんなプロのカンニングをカンニングさせてもらうという、カンニングの数珠つなぎをさせてもらっていた。

そんな彼のカンニングを一例紹介すると、黒板に力一杯ギューっと単語やら方程式やら年号やらを所狭しと書き込んでいく、それを消すとあら不思議、うっすらと書いたあとが残るではないか!

クラスの全員が彼に感謝していた。

そんな破茶滅茶なバイオレンスありのクラスの同窓会は、それぞれがそれぞれの人生を精一杯生きていて、それこそ十人十色で、比べることなんかできない人生の年輪を感じさせました。

30年ぶりに会う彼らは外見こそハゲ散らかしてデブにもなっているけれど、この30年間に色々な出来事があり、その経験を通して丸く大人にもなっている。そんな素敵な大人の同窓会でしたが、最後は円陣を組み、横高3−10ファイッオー!で締めくくる、やっぱりウルサイ連中でした。